働く女性にとって年収が上がっていくことは仕事を続けていく上で大きな励みになるでしょう。もちろん、年収が上がる要素は自分の能力や貢献の大きさだけでなく、会社の業績にも大きな影響を及ぼしますので、思い通りに上がっていかないかもしれません。それでも、目標の年収を定めることは、自分の労働意欲を維持向上させるために役に立つでしょう。年収の目標は短期目標と長期目標に分けて設定するといいかもしれません。短期目標は来年の年収、長期目標は一生の中で一度は到達したい年収をイメージすると良いでしょう。
短期目標を決める場合は当然現状をしっかり把握する必要があります。そこから自分の成果目標を設定し、達成した場合の年収を想定するのです。最終的には自分の具体的な仕事の目標まで落とし込むことが大切かもしれません。また、長期目標については、きりのいいところで年収1000万円を目標にするといいのではないでしょうか。物価の変動により貨幣価値は変わりますので、かなり昔の年収1000万円と現代や未来の年収1000万円では多少意味合いは違いますが、近年はデフレが続き賃金が上がらなかった時代が長かったため、まだまだ1000万円のブランド価値はあるはずです。長期的な目標を設定することによって、長期的にじっくり働く気持ちが生まれる効果もあると思います。短期長期の年収目標を持つことで、意欲的に仕事ができるようになる効果も期待できるかもしれません。